2010年7月20日火曜日

「夢・目的・目標」 

「夢・目的・目標」               2007.1.20


私は、今年1月で58歳になりました。現役として頑張れる年数も少なくなってきていると実感しております。エクシーズを魅力ある会社にし、次代を背負って頂ける優秀な方にバトンタッチできるようにすることが、これからの私の務めだと思っております。

新年を迎えたのを期に、会社を創業した時の初心を確認する意味で、表題に掲げた「夢・目的・目標」について考えてみたいと思います。

「夢」とは、実現の可能性や手順をあまり意識せず、ある程度漠然とした将来の形を想像したものと言えるでしょうか。小学生の頃“イチロー”や“松井”のような大リーグの選手になりたいとか、医者や幼稚園の先生になりたいといったことが、“夢”でしょう。夢に年齢制限はありませんが、現実を知ることで、徐々に夢そのものが無くなったり、別の夢に変わることもありますが、常に夢は持ち続けることが大事だと思います。

経営者は、右手にロマン、左手にソロバン、背中にガマンの3つのンが必要だとか。

 「目的」とは人生如何に生きるべきかという哲学または、生き様ではないでしょうか。また、企業であれば企業体として、どのような企業であるべきかという理念だと思います。

人にはそれぞれの価値観・人生観・死生観などを持っていますから、例えば「何の為に働いているのか」の問いに対しても、価値観や人生観で大きくその答えは異なると思います。私は仕事をするということは単にお金儲けの為だけではないと思います。

私は、顧客や社会に貢献し、自らも成長するという「プロセス」が仕事をすることの、大切な意味ではないかと思います。

仕事を選ぶ時に、自らの目的に合致しない職業ならば、恐らくその仕事時間は苦痛でしかないように思います。仕事が全てとは当然思いませんが、多くの場合仕事を通じて、社会貢献し、認められることで自らの存在意義を感じるのではないでしょうか。

 「目標」とは、目的を達成する為の指標です。従って目標には際限がありません。会社の売上目標やオリンピックで金メダル獲得など、当面の目標設定を行う事の意味は、それを成し遂げるための計画(人、物、金、情報、手順など)を明確にし確実に実施することにあります。成功とはその目標(計画)を予定通り達成したことをいいますが、たとえ“目標”が達成できたとしても、結果的に本来の“目的”に適っていない状況であれば、それは“成功”とはいえないと思います。目標は目的に向かう為の手段に過ぎないからです。

 

現状の経営が上手くいっていたとしても、当面の目標をクリアしているに過ぎません。

当社の“目的”は企業理念、経営理念に謳ってあるように、社員やお客様を幸せにし、そして社会に貢献し続けることです。

企業経営は、競争原理で存続していますから常に改革改善を続けなければなりません。

 これからも社員一丸となって事業の発展にご協力いただければ幸いです。

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