2011年4月13日水曜日

時は金なり?

私が22歳で社会人となって、丁度40年が経ちました。

そして、今年4月には、新入社員を迎えました。

迎えられる立場から、迎える側になって21年が経ちました。

最近、友人から退職(退任)のご挨拶状をいただくことが多くなりました。

小中学校や、20代からお付き合いしている方も多く、一抹の寂しさを感じています。

命あるものすべて、年老いて寿命が来ます。命が輝く時間はほんの一瞬のようにも思います。

始皇帝は世界中から不老不死の薬を求めたようですが、そんなものは勿論ありません。

どれほどの大金を払っても、時間は買えません。

青春の輝きをその時は、自覚できません。振り返ってみたときに、初めてその輝きに気が付きます。

輝きは、青春の一時だけではありません。

サミュエル・ウルマンは、「青春の詩」で“青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ”と言っています。

人は皆、生まれたときから死に向かって、ばく進しています。

死ぬことは避けられない運命ですから、生きているうちに、悔いなく、思い切り、楽しく、ドキドキ、ワクワクする時間をたくさん持てた人は、幸せな人生だったと思えるのではないでしょうか?

 今年3月11日は日本人の誰もが忘れられない、災害の日となりました。

未来ある人生が一瞬にして消えた幼児や子供たちがいます。妻や子、家族を失い生きる目標を失った人がいます。生活の基盤となる家や会社や農地を失った人がいます。

これからの生活の目途さえ立たない方が、十数万人に上っています。

幸いにして、私たちは災難から逃れ平穏な日々をおくれています。災難を受けた方々からすれば、幸福この上ない境遇です。しかしながら「人間万事塞翁が馬」のたとえ通り、運命のいたずらは、予測不可能です。油断はできません。

諸行無常の理からすれば、「時は命なり」ではないでしょうか。

今ある命、今ある時間を大切にして、悔いのない人生を送りたいものだと改めて思います。

2011年3月25日金曜日

チェンジ(自己改造)

約4か月ぶりの投稿だ。この一年振り返ってみた。
昨年のお正月に自らを変えていこうと思い立った。
死ぬまでにやりたいことをリストアップしたが、意外と少ないのに唖然となる。
変化しなければ、どんどん面白くなくなる。それで、
昨年4月にスマートフォンを購入した。すぐにツイッターを始めた。
糸島市のツイッター仲間との勉強会にも参加した。今フォロワー1000人弱。
12月からFacebook始めた。今90人弱のお友達ができた。
お蔭で、Twitter,Facebookで知り合った方々が、「地域活性研究会」にも多数参加していただき、
改めて、ソーシャルネットワークの威力を感じている。
中には九大生も数人参加してくれている。彼らも地域活性について真剣に取り組んでいる。
自分の学生時代と比較すると、すごい奴らだと思う。
今年一月の終わりに、Macbook air買った。今まではマイクロソフト一辺倒だったが、
Apple CEO ステーブ・ジョブズの「驚異のプレゼンテーション」他を読んで、感動していたところ
店頭価格のディスカウントキャンペーンで、衝動買いした。
やはり驚きの商品だ。
何よりappleの製品戦略が、顧客目線・顧客満足の追及というところに惚れた。
先の著書の最後に「1万時間ルール」があるといっている。
スポーツであれ、なんであれ一流と呼ばれる人を分析すると、1万時間ルールが当てはまる。
1日3時間、1週間20時間、1年1000時間、そしてそれを10年続けると1万時間になる。
毎日3時間休むことなく、10年続ければ、天才といわれるほどのプロになれるそうだ。
ステーブ・ジョブズも天才といわれるが、信じがたいほどの練習や準備をしているという。

自分にもできるか?うーんもう少し早くこんな話聞きたかったなー。
なので、やっぱり平凡な人生で終わるのだ。

2010年12月2日木曜日

時の移ろい                                      

このところ、尖閣諸島や北方四島に関する領有権の問題で、日本の外交手腕が問われている。沖縄普天間基地問題で、アメリカにソッポを向かれている民主党政権の弱点を付いてきた格好だ。戦後60年間平和ボケしてきた国民が、冷や水を浴びせられて、少し我に返りつつある。

 これまで、中国はかつて鄧小平の掲げた、「発展こそが絶対な道理」と唱えて資本主義市場経済への全面転向を呼び掛けた。「能ある鷹は、爪を隠せ」の方針で、ひたすら米国・日本とも友好関係を装い、ODAなどの経済支援をタップリ享受し、お陰でまもなく日本を抜いて、世界第二位の経済大国になるという。

 一方中国の共産党一党独裁は、国内的にはチベット等でも人権問題が続いており、厳しい言論統制が敷かれている。ツイッターも使えるが、全て当局の監視下にあり、何らかの行動を起こす危険性があれば、すぐに拘束される。

 また、東シナ海からインド洋まで海上権益を広げており、インドネシアなどとも紛争が絶えない。中国は、際限ない覇権政策を採ろうとしているように見える。

 さらに北朝鮮との軍事同盟や、軍事国家ミャンマーへの後方支援で、欧米との対立を深めている。一党独裁国家連合と民主主義国家との冷戦が、ついに始まったように思える。戦争は二度としたくはないが、尖閣諸島や沖縄が狙われているいま、アメリカ頼みだけではなく、真の独立国家として発言し実行し覚悟しなければ、国民の権益や幸福は守れない。





 話が重くなったので、話題を変えて穏やかな話を・・・

私が良く拝見する「気がつけば82歳」というブログがある。

私の両親と同年配の女性が、日々の生活や昔の思い出を淡々と記録し、同時に自作の絵画や写真を挿入している。

『この歳になって今想うこと、薄れゆく過去の情景など思いつくままに書いておきたくなりました』

というのが、ブログを書く理由だ。

生きてきたことの意味を誰かに伝えたい、と思う気持ちは良く理解できる。

両親や祖父母がどのような時代に、どのように生きてきたのかを、子供たちは知りたい。

核家族化が進み、両親や祖父母との会話の時間が非常に少なくなっている現代では、

このブログは、おじいちゃん、おばあちゃんとの縁側での昔話の趣がある。

皆さんにも是非、素敵なエッセイと絵画を楽しんでいただきたいと思います。アドレスは下記。

http://thoughts.asablo.jp/blog/

2010年10月21日木曜日

「感謝・感動・感涙」企業

昨日、株式会社ハローディの加治敬通社長の講演を聞いた。18期連続増収増益企業ということで、日本一視察の多いスーパーとして、有名だそうだ。「感謝・感動・感涙」を企業理念として掲げ、
人は何の為に働き、何のために生きているのかといった、根源的なテーマで毎年8000万の研修費を遣い、非正規社員を含む2000人の社員の研修を行っている。
お店は、全て店長からアルバイトにいたるまで、顧客サービス(満足)を徹底する為、現場の知恵を引き出す仕組みを作っている。年間15000通の顧客からのクレームや要望を全店で共有し、全てに対して対案を考える。マイナス思考(暗病反)の言葉は一切口にせず、プラス思考(明元素)の言葉で、褒める、激励する、握手することが、社員のやる気を生み出し、自発的な行動で顧客満足や作業効率の向上に繋がっているという。社員・非正規社員は、給与の多寡よりも、自分の活動を評価され褒められることで、とてもやりがいを感じているという。人は何の為に働くのか。「自分自身の活動が、喜ばれ、感謝され、認められる」その使命感を確認できたからこそ、働く意欲が湧くのです。
とても素晴らしい講演でした。

2010年10月1日金曜日

ガキ大将

 昔私が小さい頃(50年位前)は、何処にでもガキ大将がいて、子供たちの遊びの仕切り役をしていた。
最近の遊びは、屋内での、漫画やゲームが多く、野外での遊びが少ないため、ガキ大将は不要なのだ。逆に少し変わった子供や、ガキ大将的子供は敬遠される。”皆と仲良く遊ぶ”ことが重要で、違った意見や、行動は子供も、先生も、親も喜ばない。従って、平素したことのない喧嘩などやろうものなら、手加減がわからず、殺人まで引き起こしかねない。いじめによる、自殺や引きこもりも非常に多いと聞く。子供の頃からの些細な諍いや、喧嘩で鍛えられるべきものが、鍛えられていない為だ。リーダ的なことを試みると小学高学年や中学ではいじめがあるという。ガキ大将は不要なのだ。その結果、新たな試みや活動が封殺され、活気のない学校となり、若いエネルギーが負のベクトルに向かう。子供たちが変わったのではなく、私たち親の世代が、憂慮すべき環境を作ったことをまず反省しなければならない。

 

2010年9月27日月曜日

大器晩成

 今話題の、池上彰氏の「ニュースの読み方使い方」を読んでいる。
池上氏は、NHK入局後記者などを経て、NHK退職後はフリーのニュース解説として、テレビ出演や作家活動を始め、今やその解説の判り易さで引っ張りだこの人気だ。
氏は、NHK在任時代から、本は年間300冊近く読み、新聞も数誌取って、切抜きをジャンル分けして情報の整理をしていたそうだ。長年の読書や情報収集が、定年後の財産となり今の活躍になっている。
 世の中には、このように大器晩成型の人が少なからずいる。
「バカの壁」で大ヒットした、養老孟司氏や、「国家の品格」の藤原正彦氏も50歳を越えて、メジャーデビューした.
まさに、ローマは一日にして成らず。日々の精進が晩年に報われたのだと思う。

2010年9月15日水曜日

メタボ対策

 当社の所属する健康保険組合でも、高齢者医療費や三大成人病(癌、脳卒中、心筋梗塞)の医療費が増加しており、このままでは現行の保険料の料率では、不足しかねないとの予想がある。
その為、三大成人病の、原因となりうるメタボの撲滅をスローガンに、厚生省、各健保組合などが
一丸となって、メタボ対象者や予備軍に対し、指導医が個別に改善のプログラムを示し、半年後の結果を報告することになった。
 私の場合、体重1kg、腹測5㎜のオーバーなので、予備軍扱いだが、指導医からの指示は、週3日のアルコール断、体重計、万歩計による計測、腹筋運動などを6ヶ月続けるというもの。
男性は特に論理的思考が強い為、体重計や万歩計で、日々測定することで、目標へのモチベーションが上がるとの、指導医の説明。
私自身、大した減量でもないので、高を括っているが、半年の間週3日のアルコール断は、極めて自信がないし、ましてや毎日2回の体重計測定など空恐ろしい。
健保組合の幹事会社としてのミッションが、行動継続の原動力か。