2010年7月20日火曜日

時間は平等 

時間は平等               2005.8.6


地球上の生物は全て太陽の恩恵を受けており、太陽の周りを回る地球上の生物は等しく同じ時間を与えられています。

人生80年として考えると、約70万時間が人間に与えられた時間です。

大學を卒業するまでに既に19万時間費やしていますので、残りは約51万時間です。

一日の三分の一は寝ていると考えると、起きて何らかの活動が出来る時間は34万時間。

人の寿命はコントロールできませんが、一日24時間をどのように過ごすかは、自らの意思でどうにでも設定できます。

大学を卒業してから死ぬまで与えられた時間は34万時間しかありませんが、皆さんはこの時間をどのように使いたいと思いますか?

 私は、若い頃から一日を3分割して生活するように心がけてきました。

まず、睡眠は三分の一の8時間、仕事は出来れば8時間、残り8時間を如何に有効に使えるかが人生を豊にできるかどうかだと思っていました。

34万時間の半分の17万時間の使い方を真剣に考えると、人生の新たな方向が見えてくるかもしれません。

この人生を豊に出来る時間(e-時間と呼びます)をどのように確保するかが第一の難問です。仕事で残業が続けば確保できません。

 そこで私は出来るだけ残業をしないように、またしなくてすむように、兎に角朝から集中して仕事に取り組むようにしました。

朝の通勤中に当日の作業を頭で確認し、会社に到着するや即座に仕事に集中します。

朝の3時間程度は十分に集中できます。問題は午後昼食後1時間が魔の時間帯で、眠くて仕方ありませんでした。最初は必死で目をあけようとしますが、かえって眠気が長引きます。いまや常識となりましたが、10~15分くらい仮眠を取るとすっきりします。

2時から5時までまた仕事に集中し、当日の予定を完了させるようにしました。

 5時以降の予定を入れておけば、何とか終わらせるように自然に集中できます。

このような行動は、場合によってはその職場では受け入れてもらえない場合がありますが、しっかりと予定通りに仕事をこなせば余り文句は出ないと思います。

また、そのような人生観に共感する人も多いと思います。

5時以降は、私の場合大半がお客様や、友人たちとの飲み会でした。

趣味や、本を読んだり仕事以外のグループとの付き合いもありました。

そのため家計はいつも火の車。家内も小遣いを少なくしてくれ、といいます。

そのとき私のフレ-ズは決まって、「お金は貯金していないが、頭の中には沢山貯金が詰まっている、いつかその貯金を引き出すから余り文句をいうな」でした。

 会社創業後も色々な方々と親しくお付き合いしていただいていますが、ほとんどが

5時以降にお付き合いした方々です。

私の残り時間は21万時間、e-時間は7万時間もあるでしょうか?・・

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